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【保存版】車の名義変更は自分でできる!必要書類から手続きの流れ・費用まで完全解説

更新日:8月6日

車の名義変更は「自分でできる」って本当?

中古車の購入後の手続き

中古車を譲ってもらったり、親族間で車の所有者を変更する場合に必要になるのが「名義変更(正式名称:移転登録)」です。「行政書士に頼むと高そう…」「平日時間が取れるから自分でやりたい」――そんな方に朗報です。実は、車の名義変更は自分でも手続き可能。きちんと流れと必要書類を押さえれば、誰でもスムーズに進められます。

この記事では、名義変更の全体像から必要書類、陸運局での流れまで、初心者でもわかるように完全ガイドします。


名義変更を自分でやるメリット・デメリット


自分でやるメリット

  • 代行手数料(数千〜1万円以上)を節約できる

  • 手続きの流れを自分で把握できる

  • 印鑑証明などの書類を無駄なく準備できる

デメリット

  • 平日昼間に時間を確保する必要がある

  • 書類に不備があると手続きできない

  • 多少の労力と調査が必要


名義変更が必要になるケースとは?


名義変更は、以下のようなケースで必要になります。

  • 中古車を知人から譲り受けた

  • 親や配偶者の車を自分名義にする

  • 離婚や相続で所有者が変わる

  • 法人名義から個人名義にする など


単に「使う人が変わった」だけでは済まず、名義変更をしないと税金・保険・事故時の責任問題などでトラブルになる可能性があります。


名義変更にかかる費用は?


自分で手続きする場合、費用は以下のとおりです。


登録手数料(印紙) ------ 500円

※ナンバープレート代 -- 約2,000円(前後2枚分が必要)

車庫証明取得費用 ----- 2,500円〜3,000円

印鑑証明書発行 ------- 300円程度(1通につき)


※ナンバーに変更がある場合のみ


その他:行政書士に依頼する場合は、代行費用として+5,000円~15,000円が一般的です。


名義変更に必要な書類一覧(普通車)


書類名

用意する人

補足

車検証

現所有者

現在のもの

譲渡証明書

現所有者

実印で押印

印鑑証明書

現所有者・新所有者

発行3ヶ月以内

委任状(代理人が申請する場合)

両者

実印が必要

申請書(OCR用紙第1号様式)

新所有者

陸運局で記入

自動車税・取得税申告書

新所有者

陸運局で記入

車庫証明書

新所有者

発行後1ヶ月以内のもの


名義変更の手続きの流れ


  1. 書類をすべて準備

  2. 車庫証明を取得

  3. 陸運局で手続き(+ナンバー変更の場合は交換作業)

  4. 税申告を提出


軽自動車の場合はもっと簡単!


軽自動車の名義変更は、最寄りの軽自動車検査協会で行います。

必要書類も少なく、車庫証明も不要な場合が多いため、より手軽にできます。


よくある質問(Q&A)


Q. 名義変更は土日でもできますか?

A. いいえ。陸運局や警察署は平日のみ対応です。


Q. 委任状があれば代理人でもできますか?

A. はい。実印の押印された委任状と印鑑証明があれば可能です。


Q. 名義変更だけでナンバーは変わりますか?

A. 変更する地域が同じであれば基本的にナンバーは変わりません。希望ナンバーを取得する場合は別途申請が必要です。


まとめ|自分でやるなら「準備8割、手続き2割」


車の名義変更は、初めての方にとっては少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実際は「必要書類さえ揃っていればスムーズ」です。


  • 平日に時間が取れる

  • 手間より節約を優先したい

  • 一度自分で経験しておきたい

そんな方は、ぜひ自力で名義変更にチャレンジしてみてください。




 
 

→ 行政書士しろさわオフィスでは、北海道石狩市・札幌市(北区・東区・手稲区)の自動車名義変更・車庫証明申請代行を承っております。

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